自己破産の手続きの流れ〜書類の準備・裁判所・免責決定まで〜

自己破産の手続きの流れ〜書類の準備・裁判所・免責決定まで〜

自己破産をする時、どのような流れになっているのかを知っていれば落ち着いて冷静に対処できると思います。
自己破産の申し立てはどのようにして行われるのでしょうか。

 

書類の準備

まずは自己破産の申し立てに必要な書類を準備します。

  • 破産申立書
  • 免責申立書や陳述書
  • 債権者一覧表
  • 資産目録
  • 家計の状況を記入する用紙

は各裁判所にあります。
裁判所によって様式は違いますから、自分の住所を管轄する裁判所の様式を使用しましょう。
弁護士や司法書士に依頼する場合はこの書類は用意してくれます。

 

それから、添付書類も用意します。

  • 住民票や戸籍謄本
  • 給与明細の写し
  • 預金通帳の写し

等です。
これは自分で用意しなくてはいけません。
書類に不備や不足があれば自己破産の申し立てを受け付けてもらえませんから、慎重に用意しましょう。
専門家に依頼していれば安心です。

 

裁判所での手続き

書類の準備ができたら裁判所に提出します。
その後、弁護士に依頼していなければ1〜2か月後に裁判所から呼び出しがあり、裁判官と面接を行います。
それから数日で破産手続きの開始が決定されます。

 

弁護士に依頼していれば即日面接を利用することができます。
この制度は、破産手続きの申し立てを行った当日に裁判官の面接を受けることができる制度です。
受け答えも弁護士がやってくれます。

 

なお、裁判所に自己破産の申し立てを行うと裁判所から債権者に通知が行き、それ以後は債権者は借金の取り立てを行うことができなくなります。
弁護士や司法書士に依頼した場合はその時点で弁護士や司法書士から債権者に通知が行くので、そこで取り立てはなくなります。

 

免責の決定

20万円を超えるものや99万円を超える預金などがなければ(同時廃止と言います)、1〜2か月後に免責許可もしくは不許可の決定がなされます。
換価するほどの財産を持っていた場合は管財事件となり、破産管財人が財産を管理、処分し債権者に平等に分配され、それから免責の許可不許可の決定がなされます。
同時廃止の場合はおよそ3〜6か月、管財事件の場合は半年〜1年以上で自己破産の手続きは終わります。